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Podcast — N-BRIDGE RADIO

AIに頼りすぎると自分で考えられなくなるのか?

AIに頼りすぎると自分で考えられなくなるのか。高校の研修でも子どもたちにAIを使わせていいのかが話題になります。結論、丸投げすれば学力も判断力も落ちます。大事なのはAIを使うかどうかではなく、自分の頭を使っているかどうか。使いこなすために必要な学力と経験についてお話ししました。

2026.09.21

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AIに頼りすぎると、自分で考えられなくなるのではないか。
そんな不安の声を聞くことがあります。

高校などでの研修でも、子どもたちにAIを使わせて大丈夫なのかが話題になります。
今回はこのテーマについて、率直にお話ししました。

結論から言うと、何もかもAIに任せて頭を使わなくなれば、考える力は落ちます。
ただこれはAIを使うかどうかの問題ではなく、宿題の答えを写すのと同じで、自分の頭を使っているかどうかの問題です。

今回は、丸投げの危うさ、スマホやゲームと同じ付き合い方の話、そしてAIをうまく使いこなすために必要な学力と経験について、3つの観点でお話ししていきます。

AIに全部委ねると、頭を使わなくなる

夜のソファでスマホを眺める人

次に何をすればいいか、今日何を食べればいいか。
そうしたことまで全部AIに委ねていくと、頭を使わなくなっていきます。

頭を使わなければ、考える力はどんどん落ちていきます。
これは当然の話だと思います。

宿題の答えを写すのと同じ構造

ノートの答えを別のノートに書き写す手元

子どもたちの話で言うと、レポートや問題を自分の頭で考えずに、AIに答えを聞いて、そのまま写すようなことをしていると、学力は下がっていきます。

これは今も昔も変わらない話です。
学校の宿題で、答えを写して提出した経験がある方もいるのではないでしょうか。

それをしても、何の勉強にもなりません。
頭を使わず、ただ答えを写しているだけだからです。

これはAIが関係しているかどうかの話ではありません。
自分の頭を使っているかどうかが大事なのであって、AIを使っている使っていないの話ではないと思っています。

スマホやゲームと同じ、使わないより付き合い方

木のテーブルに置かれたゲームコントローラー、スマホ、タイマー

新しいテクノロジーが出てくると、こうした心配は毎回言われてきました。
スマホが出てきたときも、スマホ依存や、使っていると頭が悪くなるという話がありました。

ただ今は、スマホを使わないという話よりも、どう付き合っていくかという話になっています。
時間制限をかけたり、1時間使うとロックがかかるようにしたり、勉強するときは電源を切ったりといった工夫です。

ゲームも同じです。
時間を決めてやる、宿題が終わったらやる、といった工夫をしないと、いつまでも続けてしまいます。

AIも同じだと思っています。
何でもかんでも聞いて、頭を使わずにそのまま写して提出するようなことを続けていると、学力はどんどん下がってしまいます。

だからこそ、伝統的な算数や数学の問題を自分の頭で解くことも、引き続き必要だと考えています。

AIは頭がいいけれど、何も知らない新入社員

朝の光が差すオフィスのロビーに立つスーツ姿の新入社員の後ろ姿

AIを使えば使うほど分かってくるのですが、AIは何でもできるわけではありません。

IQ自体はとても高いと感じます。
ただ仕事で使ったときに、何でもいい感じにやってくれるわけではなく、間違っていることも結構あります。

AIは、人間社会やビジネスの中のことを、そこまで理解しているわけではありません。
会社同士の付き合いは人間関係の中で成り立っているので、相手の担当者のことや、してほしいことをきちんと教えてあげないと、AI自体は何もできません。

頭はいいけれど、相手のことや自社のことはあまり知らない。
東大卒の新入社員のようなものだと思っています。

こうしたAIに丸投げしていくのは、あまり良くないと感じています。

丸投げできない先に必要なのは、人の判断

資料を指さす先輩と、メモを取る後輩の手元

結局、AIに丸投げはできません。
そこで必要になるのが、人の判断です。

正しいことを教えてあげる、うまく伝えて作業を分割してやらせる。
そうした頭の使い方をしないと、AIはうまく機能しません。

AIの言うことを何でも正しいと思って使っていると、うまく使いこなせません。
AIをうまく使っていくためにも、学力や、それを考えられる頭は必要だと思っています。

だからこそ、通常通り勉強していくことも大事だと考えています。

使い方を考えて使う、それが答えです

朝の光が差し込む並木道

AIに頼りすぎると自分で考えられなくなるのか。
今回のテーマで言えば、実際そうなると思っています。

ただ、AIが言っていることがすべて正しいわけではないという前提に立ったうえで、どう使いこなすかを考えたとき、これまでの勉強や経験が判断の軸になってきます。
使いまくるからアホになる、というより、使い方をきちんと考えて使いましょう、という話です。

中高生のお子さんがいる方も、仕事でAIを使っている方も、AIに何を任せて、どこを自分で考えるのか。
その線引きを、ぜひ一度考えてみてください。

N-BRIDGEでは、AIの研修やAX支援を行っています。
教育現場では子どもたちのAIとの向き合い方を、企業では業務での活用の仕方をお伝えしています。

研修の内容はAI研修をご覧ください。
何から始めればいいか分からないという方も、お問い合わせからお気軽にご相談ください。