AI×プロフェッショナルで生まれる最短の実務プロセス｜N-BRIDGE LAB EP1 【N-BRIDGE RADIO #3】
N-BRIDGEでは、調査、企画、資料作成など、業務の多くをAIとともに進めています。
AIに任せる領域と、人が担うべき領域を区別することで、短期間で質の高いアウトプットをつくることが可能になります。
本記事では、N-BRIDGE RADIO「LABシリーズ」Episode3 の内容をもとに、実務でのAI活用方法を整理します。
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リサーチは「AIのスピード × 人の経験」で進める
AIは短時間で大量の情報を集められます。
特に、方向性を探る初期段階では大きな力を発揮します。
ただし、AIの回答には、次のような特性が見られます。
- もっともらしい誤った情報が混ざる
- 文脈を十分に考慮しない回答になる
- 重要度の判断が適切でない場合がある
そのため、N-BRIDGEでは次の手順でリサーチを進めています。
- AIで一次情報を短時間で集める
- AIの回答の誤りやズレを人が点検する
- 必要な視点を追加し、方向性を整える
AIの機能と人の経験を組み合わせることで、短い時間で高い精度に近づきます。
複数のAIを役割で分ける
1つのAIだけに依存すると、回答の偏りが生まれます。
N-BRIDGEでは、用途に応じて複数のAIを併用しています。
- ChatGPT（論点整理、文章化）
- Claude（深い分析や構造化）
- Gemini（情報探索、比較）
- GenSpark（スライド化）
ツールを並行して使い、差分を見比べることで、
ひとつの回答に依存しない判断が可能になります。
結果として、情報の偏りを防ぎ、結論の精度が上がります。
企画は「人が核をつくり、AIと壁打ちする」
企画は、人が方向性を決める必要があります。
そのうえで、AIを「常識的な視点を持つ相手」として扱います。
- 人が企画の“芯”をつくる
- AIが常識的な観点で補完する
- 抜け漏れやリスクをAIが指摘する
- 必要に応じて追加の調査を依頼する
このサイクルを数回繰り返すことで、
企画の質が安定し、判断の速度も上がります。
企画におけるAIの役割は、結論をつくることではなく、
考えるための材料を揃えることです。
実務プロセスにおけるAIの価値
N-BRIDGEがAIを活用する目的は、作業時間を短縮することではありません。
AIによって余白が生まれることで、
次のような仕事に時間を充てられるようになります。
- 本質的な判断
- 方向性の検討
- 将来に向けた構想
- クライアントとの対話
- 新しい価値の発見
AIは作業の一部を担い、人は意思をつくる部分に集中する。
この役割分担によって、実務全体の質が高まります。
AIは、単に業務を効率化するための存在ではありません。
人が判断し、方向を定めるための“余白”をつくるパートナーです。
N-BRIDGEは、AI×プロフェッショナルによる新しい働き方を探求し続けます。
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